WDWのFTWに参列した話

その他

WDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)のFTW(フェアリーテイルウエディング)に!?

ありがたいことに友人から招待をしていただいたので、WDWのFTWに参列してきました!(1年前に)

実際にFTWをやった人の記録はそこそこ見つかりますが、参列した人の話はなかなかないような気がするので、いつものように自分の備忘録を兼ねて記録しておきたいと思います。

当日までの流れ

日本人がWDWで挙式をする!ということで、当たり前ですが人を呼ぶのがめちゃめちゃはばかられたようで、私を誘ってくれた時も「旅費とか全く出せないけど来てくれない?」という聞き方だったのですが、それに二つ返事で「行きます!!」と即答して参列が決まりました。

ちなみにGW期間の挙式で、参列が決まったのは前年の10月頃でした。そこから航空券なり滞在先なりを決めて、下準備が完全に完了したのは3月頃だったと思います。

式の前後の日程では、新郎新婦本人たちは式の打ち合わせやらパーク内での早朝撮影があり、毎日とても忙しそうにしていましたが、私は特に何かをしなければならないこともありませんでしたので、普通にWDWで遊んでいました。

式の3日前にWDWに着いていたので、ちょくちょく新郎新婦withファミリーと合流しつつも貴重な一人WDWを堪能していました。ちなみに、式の前日まではディズニー直営ではない近隣ホテルに滞在していて、式の日から帰国日まで直営のポップセンチュリーリゾートに宿泊していました。

結婚式当日の動き

挙式はWDWの最高級ホテル、「グランドフロリディアンリゾート」にある「ウェディングパビリオン」で行います。そのあとはホテル内の高級レストラン「ヴィクトリア&アルバート」の入り口部分を貸し切ってケーキカットやキャラクターとのフォトセッションを行う。という流れでした。

集合~グランドフロリディアンリゾートまで

結婚式当日は朝7:30に新郎新婦が宿泊しているポップセンチュリーリゾートの部屋に集合して、そこから挙式を行うグランド・フロリディアン・リゾートのウェディングパビリオンに移動する流れでした。

挙式当日にWDW外のホテルからポップセンチュリーリゾートへホテル移動だったので、準備を済ませてUberでポップセンチュリーリゾートに移動しました。この時、リゾート内に入るときに宿泊確認をされました。

スーツwithマジックバンドでタクシーに乗る貴重な経験

この日から宿泊だったので、WDWのアプリから宿泊予約を提示しましたが、何もない場合でも結婚式の集合と事情を説明すれば入れたのか…?と少し疑問に思いました。さすがに大丈夫なはずですが。

新郎新婦部屋と新郎両親部屋がコネクティングルームになっていたので、準備をしている本人たちの部屋ではなく両親部屋に入って時間まで待機。新郎新婦の準備が終わり、時間になったらディズニーとの仲介をしてくれていたウエディングプランナーの人のアテンドで、全員でホテルエントランスまで移動しました。

ここで「アメリカだ!」と感じたのが、すれ違う人たちみんなから結構大きい声で「Congratulation!」と声を掛けられていたところ。ポップセンチュリーのホテルロビーに向かう途中にプールがあるのですが、プールサイドにいる人からもお祝いの言葉を投げかけられていました。移動後はカメラマンが付きますが、ここでは基本本人たちと参列者だけなので、ここで動画を撮っておくと本人たちから喜ばれると思います。

ポップセンチュリーからグランドフロリディアンリゾートまではリムジンで移動!もちろん人生で初めてのリムジン乗車でした…!

グランドフロリディアンリゾートでのフォトセッション

リムジンに乗ってグランドフロリディアンリゾートへ移動して、この日一日付きっ切りで撮影をしてくれるメインカメラマンとサブカメラマンの二人と合流。

すぐに挙式を行うウェディングパビリオンに向かうのではなく、新郎新婦二人の写真をリゾート内のいろいろなロケーションで撮影します。

この撮影のタイミングでも邪魔をしない範囲で参列者も見学ができます。というか、待機する場所などは特にないので、撮影に同行する形になります。ここでも写真撮影はカメラマンの二人がしてくれますが、動画撮影は特にないので、移動中含め動画を回していると良いと思いました。ここでもたくさんのゲストやキャストが通りがかりにお祝いしてくれていました。

撮影のオフショット的な場面がみられるのでとても貴重な体験でした。よくSNSで見る写真ってこうやって撮ってるんだ…!

室内で撮影をして、庭での撮影をした後にもう一度リムジンに乗ってついにウエディングパビリオンに向かいます!

ウエディングパビリオンでの挙式

ウェディングパビリオンにあるチャペルに到着したところで、新郎新婦は控室へ、参列者はそのままチャペルに入りました。

特に厳格な決まり事みたいなのを注意されるようなこともなく、ゆるーく進行していて、式中の立ち位置も指定されることはなく「前の方にいてくださいねー!写真撮ったりするので大きめの荷物は後ろの席に隠れるように置いてください!」といわれる程度でした。

チャペルの内装はシンプルながら、細かいところにミッキーのマークがあしらわれていたり、窓ガラスにシンデレラのモチーフがあったりと、落ち着いていながらもしっかりディズニーの要素がありました。さらに、正面の大きい窓からはマジックキングダムパークのシンデレラ城が望めるという最高のロケーション!まさにディズニー好きカップルにとっては夢のようなチャペルでした!

シンデレラのかぼちゃの馬車

新郎新婦が入場する少し前に会場にバイオリニストが登場!音楽で雰囲気を盛り上げてくれました。

式が始まると、そこからは想像していた式と変わったことはなく進行し、新郎新婦退場まで日本のキリスト教式の挙式とほとんど変わりなく思った記憶があります。

挙式後から披露宴会場まで

新郎新婦が退場した後、もう一度会場に戻ってきて今度はチャペル内でのフォトセッション。ここでは新郎新婦だけではなく、参列者も一緒に写真を撮る場面がありました。その中で、新郎新婦+参列者だけではなく、同行してくれていたカメラマンたちも含めて写真を撮るターンがあったのがとてもディズニーらしくて印象的でした。

チャペル内での撮影後は外に出て、新郎新婦だけでチャペル外で撮影を行い、その間に参列者はフラワーシャワーの準備をしました。といっても橋に並んで花を受け取って待ち構えているだけなんですが。

多分ここで撮影をしていたはず(別日撮影)
ここで新郎新婦を待ち構えました

そしてまたリムジンでグランドフロリディアンリゾートのロビー棟へ移動。ちなみに、ウエディングパビリオンの入り口近くをモノレールが通っており、たまたま移動中にモノレールが通っていたのでモノレールを入れてカメラマンが写真を撮ってくれていました。

披露宴とキャラクターフォトセッション

ロビー棟に戻って2階に上がり、ヴィクトリア&アルバートの普段は受付カウンターがある位置?へ。

ここにテーブルがセッティングされていて、シャンパンが用意されていました。ここではチャペルでも演奏してくれていたバイオリニストがいろいろなディズニーソングを演奏してくれていました。

どうやらケーキとキャラクター達の登場が遅れていたようで、若干演奏している曲をジェスチャーで当てるクイズゲームみたいになっていました。(We Don’t Talk About Brunoで傘をさすジェスチャーみたいな)

ケーキがセッティングされ、いよいよキャラクターが登場!今回の参列キャラクターはミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィーでした!ミッキーたちが登場すると、ケーキカットと撮影が始まります。

ここでカットされたケーキは後程席まで運ばれますが、ケーキが来るまでの間にミッキーたちとのフォトセッションがありました。基本的には新郎新婦とミッキーたちですが、ところどころでメンズと新郎だけ、ガールズと新婦だけ撮影のタイミングや、カップルだけといった場面があり、その時は対応したキャラクター以外は撮影に参加しないため、フリーになっています。

このタイミングはチャンスなので、自分から絡みに行きましょう。思いがけずサブカメラマンが写真を撮ってくれたり、撮影タイミング以外で参列者や新郎新婦の撮影に参加していない方の人とミッキーたちの写真を撮ることができる機会があります!

全体のフォトセッションが終わった後は新郎新婦とミッキーたちだけのフォトセッションです。よくSNSで見かける円になって下から撮影している写真や、フラワーシャワーをしている写真などを撮影していました。

このフォトセッションが終わるとミッキーたちやカメラマンを見送って先ほどカットしたケーキを食べる時間になります。決められた会場を使用できる時間いっぱいは使うことができるため、撮影が終わった後も個人的にホテル内で写真を撮ることはできました。

ホテルの敷地にビーチもあるため、撮影スポットには事欠きません

そこでの時間が終わると、この日のスケジュールは終了。解散となりました。
新郎新婦も含めてここからは自分で送迎手配をしなければならないので、Uberでポップセンチュリーに戻りました。

参列をして思ったこと

とにかく貴重な体験ができたことと、このような機会に立ち会わせてくれた友人には感謝しかないですし、当人たちの幸せ溢れる瞬間を一緒にお祝い出来てうれしく思いました。

ミッキーたちとのフォトセッションの時も気を利かせてドナルドとのツーショットの時間を作ってくれました。打ち合わせの時にこういった要望も出せるみたいです。突然呼ばれてびっくりしたけどめちゃめちゃうれしかった…

海外挙式の参列は初めてだったので、式中の勝手などが全く分からず不安に思っていましたが、そこまで日本の式と変わらなかったです。(それどころか日本より緩く感じたかも?)

しかし、移動中のキャスト、他のゲストからのお祝いの「Congratulations!」はアメリカでやったからこそ味わえる良さだったと思います。WDWという土地柄何かを成し遂げて訪れた人が多いからこそというのもあるのかもしれません。

私は今のところ結婚をする予定は全くありませんが、そんな人でさえも「WDWでの挙式はいいな」と心の底から思える。素晴らしいものでした。このことは一生忘れないと思う。

二人とも、本当におめでとう。そして、呼んでくれてありがとう。(1年越しだけど。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました