【USBレポ】ユニバーサルスタジオ北京に行ってきた!

USBレポ

年末に乗船予定だったディズニー・アドベンチャーの就航が延期になり、どこかに行きたい気持ちをぶつけたいという感情が向かった先は、北京のユニバーサルスタジオであった・・・

個人的にはフロリダ・大阪に次いで3つ目に体験したユニバーサルスタジオですが、癖の強めな二つのパーク・リゾートに負けず劣らず色が濃いパークでした!

どんなパークなの?

ユニバーサルスタジオ北京は2021年9月20日にオープンしたスタジオ型パークとしては現時点で最新のパークで、7つのテーマエリアで構成されています。

Hollywood

見覚えのあるアーケードがお出迎え

パークの玄関口で、ショップやレストラン、ショーを公演する施設などが多数あるエリア。大阪のUSJ同様、短いながらもショップ群にはアーケードもあるので、若干の親近感があるエリアでもある。

単体でエリアを持っていないシュレック系のキャラクターや、新作映画のプロモーションで登場しているキャラクターは基本的にここでグリーティングをしていました。

お馴染みの「メルズ・ドライブイン」を含め、街並みは他のパークと同じですが、目前のラグーンとその先に見える存在感が高すぎるエリアのランドマークたちに目を奪われがちで、同じようなエリアと思えない不思議な感覚に陥っていました。

最高すぎて半日しか滞在できないのに3回見たヒックとドラゴンのショー「Untrainable」はこのエリアにあるチャイニーズシアターを模した「The Universal Theatre」で公演しています。他にも入り口がめちゃめちゃユニモンなバックドラフト系アトラクション「Lights,Camera,Action!」、主にシーズンイベントで使われる大型の屋外ステージがある芝生のエリアなんかもありました。

フロリダの某パークを彷彿とさせるシアター

Minion Land

イルミネーションスタジオの怪盗グルーシリーズがテーマのエリア。怪盗グルー、ミニオン系の映画を全く見たことがないので、小ネタ等が全く分からないのですが、なんとなく小ネタがめちゃめちゃ多そうなエリアでした。

USJにもある「Minion Mayhem(ハチャメチャライド)」や同じスタジオのよしみで「Sing on Tour」が公演されているイルミネーションシアターがある屋外のエリアに加え、ミニオン世界の遊園地のようなモチーフで「Super Silly Fun Land」という屋内のエリアもありました。ミニオンキャラクターのグリーティングは屋内でやっていた・・・はず。

The Wizarding World of Harry Potter

見覚えがありすぎる光景

フロリダのアイランド・オブ・アドベンチャー、USJ版とほぼ同じホグズミード村とホグワーツ城があるあのハリーポッターエリアです。ハグリッドのコースターもなく禁断の旅とヒッポグリフだけなので何も体験せずただ素通りしただけでしたが、園内で最も人が多いエリアでした。中国でもハリーポッターは人気があるんですねえ…

ちなみに、後付けのエリアではなくオープン当初から存在するエリアだからか飛び地に作られているわけではなく、あくまで一エリアという位置づけの関係からかUSJとは異なり、ホグズミード村の入り口だけではなくホグワーツ城の横にも他のエリアに通じる道がありました。エリア入り口のストーンヘンジのような広場から迂回するための道もあったりとちょっとずつ違う点が見えていたのも印象的。エリアの造り上、禁断の旅のキューがちょっと気になりましたが、時間がなく体験はできませんでした。

迂回路にある看板

Water World

ここも他のパーク同様のショー「Water World」を公演しているだけのエリアかと思いきや、漂着者たちのレストランや、ディーコンのポップコーンワゴン(?)がありました!

ショーは時間がなく鑑賞できなかったのですが、レストランはしっかり利用してきました。内装は漂着物などを使って作られた建物感があり、部屋の仕切りに飛行機の外装が使われていたり、テーブルには地図が使われていました。余談ですが、レストランの入り口が自動ドアになっていて、利用した夕方はそれがわかりづらく、辺りが薄暗くて人通りもあまりなかったため、既にクローズしている時間なのかと勘違いするくらい運営しているのがわかりづらかったです。

Kang Fu Panda Land of Awesomeness

アニマルキングダムっぽい

ドリームワークスのカンフーパンダモチーフのエリア。メインのボートライドを含む複数のアトラクションとレストラン、ショップがある完全屋内のエリアです。

カンフーパンダは公開当初に一度見たくらいでほとんど内容の記憶がないくらい思い入れも全くない作品なのですが、このエリアの雰囲気がとにかくよかった。個人的にテーマパークで使われる施設の内装の中で大好物な「屋内屋外」がこれでもかと堪能できるエリアでとても良かった。

とにかく雰囲気が良い

このエリアで体験したのはメインのボートライド「Kung Fu Panda Journey of the Dragon Warrior」。カンフーパンダのストーリーをボートで追っていくかなりスタンダードなライドで、ユニバーサルスタジオのライドの中では珍しい部類では?と思う系統。途中Frozen Ever Afterぐらいのショートドロップがあります。その関係か、ボート内部が「水たまりができていたのでは?」とおもうくらい濡れていたようで、カバンを下に置いていたらびっしょびしょになっていました…そこはフローズンジャーニーなんだ

ユニバにしては珍しい正統派ボートライド

Transformers Metrobase

トランスフォーマーがテーマのエリア。アトラクションは地味に日本以外のほとんどのパークにある「Transformers the Ride」に加え、バンブルビーの小規模ライド「Bumblebee Boogie」、あのアイランド・オブ・アドベンチャーの狂気「ハルクコースター」とコースレイアウトが全く同じらしい「Decepticoaster」があります。

ちょっと見ただけでも様子がおかしいのが伝わるはず

トランスフォーマーのライドはフロリダで体験済みだったので体験せず、「Decepticoaster」だけ体験しました。フロリダの「ハルク」同様列に並ぶ前にロッカーにスマートホンを含む持ち物をすべて預けて金属探知機を突破しないといけないタイプのコースターで、ロケットスタートで360°ループ複数あり、きりもみ回転もあり乗車時間もそこそこ長めとだいぶハードなコースターで、以前ハルクを体験した時は余裕だったもののそれから8年くらい経過しているのもあって「三半規管が大丈夫なのか」の一点のみを気にして体験しましたが、結論大丈夫でした。意外と不快感がない乗り心地だったので、2~3回なら連続でもいけるかも…?と思ったぐらい。

その他にもこのエリアには、二つのショップとレストラン、トランスフォーマーたちやメガトロンとグリーティングができるエリアがありました。

ショップにあったスタチュー

Jurassic World Isla Nublar

ジュラシックパークではなくワールド版がモチーフのエリア。他のパークのようなボートライドタイプのライドはなく、メインのライドはトランスフォーマーやスパイダーマンのようなタイプのダークライド!これのために北京に来る人も多いのでは?と言われるくらいパークのメインコンテンツです。アトラクションはこのライドの他に、エリアの中にあるランドマーク的な山を周遊する吊り下げコースターの「Jurassic Flyers」と山のふもとにあるドーム状のエリアを探索する「Camp Jurassic」、ラプトルとグリーティングができる「Raptor Encounter」があります。

Jurassic World Adventureは噂に違わずやっぱりすごい!「これだけのために北京に来る」という人の気持ちもわかる上海カリブ的良さでした。エリア内の山の造形が気に入りすぎてスルーしようと思っていた「Jurassic Flyers」に乗ってしまうくらいこのエリアの山が好きです。ライド自体は短めだしスリル感もそんなに強くないので、まあ後回しでもいいかな…という印象。キューの研究室にオーウェン含む映画に登場した人たちの痕跡がつぶさに見られる点と、乗車中にジュラシックパークのテーマが聞けるのは良かったです。

体験した中で特によかったものたち

今回、パークに着いたのが12時ぐらいで閉園が20時とかなり滞在できる時間が限られていたので、体験するコンテンツは取捨選択を迫られていたのですが、その中でも特によかったコンテンツを挙げていきます。ちなみにネタバレの要素も含んでいると思います。

Jurassic World Adventure

これは文句なしで最高のライド体験でした。ライドの形式的には「The Amaging Adventure of Spider Man the Ride」や、もっというと東京ディズニーシーの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」と同形式ですが、系統で言うとスパイダーマンに近いダイナミックな動きをするライドでした。

ライドビークル。当たり前だけどスクープっぽい。

ネバーランドアドベンチャーで繊細な動きに感動していましたが、これはもう繊細さなんて微塵もなく、ダイナミックな動き!!アニマトロニクスとライドの連動!!ダイナミックな動き!!アニマトロニクス!!!映像とライドの連動!!ダイナミックな動き!!!!!といったパワー系です。

他の同系統ライドと異なり、アニマトロニクスが結構出てきます。しかも全部大型。このライドのハイライトは、そんな大型の恐竜のアニマトロニクスに「追いかけられる」部分だと思います。これはディズニーのライドでは現時点で体験できていない要素で、疑似的にそう思わせているようなものはあっても、実際に追われる体験ははじめてだったので驚きました。乗り心地も悪くなく、何度でもいける感じだったのもあって、短い滞在中3回乗りました。待ち時間は1日を通して40~50分待ちが多かった印象。

実際ディズニーパークに対しての意識はかなりあるようで、施設内にあるポスターにいくつかディズニーパークのオマージュが見られました。ライド乗車後すぐに見れるポスターも完全にソアリンだったな…

WDWモノレールシステムのポスターのパロディ

このライドを体験して、今後の各テーマパークでのさらなる進化がとても楽しみになりました。現時点で決まっている「Avengers Infinity Deffend」もこのタイプですし、おそらく何らかのコンテンツで作られているであろうUSJのスパイダーマン跡地もこの順当に考えればこのタイプ。できればトランスフォーマーではないと信じたい

もし後釜が噂通りポケモンで、「大型のポケモンのアニマトロニクスに追いかけれたり、襲われたりする展開がある」なんてライドになった日にはもうどうなってしまうのかわかりませんね…

Universal on Parade

11月の初めに復活したばかりのデイパレード。

パレードが再開した!という情報と、エントランス付近を出発する以外一切の情報を得ておらず、どのくらいの規模なのか、何の作品が登場するのかを全く知らない状態で鑑賞しました。ちなみに開始15分前でかなり余裕を持って最前列が取れました。

登場作品は怪盗グルー(ミニオン)、シュレック、マダガスカル、カンフーパンダのみとかなり少なめで、実写映画無しのアニメーションのみという構成。ただし作品数が少ない分作品ごとの密度は高く、フロートも凝った作りで満足度がとても高かったです。

きみライブキャラクターとしていたんか

BGMや衣装もどこか中国っぽいフレーズや要素があって、中国のユニバーサルスタジオで公演されているパレードという感覚があったのも良かった。ノリの良い曲で、メインのアンダーライナーとフロートの曲がしっかりマッチして、それでいてフロートごとのBGMは特徴がそれぞれ全然違っているのも好みなポイントでした。

Untrainable

「このために北京に来た」要素その2

今回の滞在で最も期待値が高かったのは、実はジュラシックワールドではなくこっちだったりする。実写版ヒックとドラゴンを見てからより興味が高まり、どうしても見たい!となっていたショーです。現在はフロリダのEpic Universeでも同様のショーを英語で公演中なのですが、「いつかEpic Universeに行くときに体験しなきゃいけない要素を減らすためにも見ておかないと」という感覚だったのが、「こりゃあ英語版のEpic Universe公演も見ないとですね!」になるくらいはハマりました。

ヒックとトゥースのフライトのシーンは一時期SNSでも拡散されていましたが、ストーリー部分や、このショーの他の部分は全く知らないままの鑑賞でした。全編中国語のため、細かいニュアンスはくみ取ることができませんでしたが、それでもちゃんと内容を理解できるぐらいわかりやすいストーリーで、それでいて映像と実際の演者、舞台装置を組み合わせた演出の見ごたえがすごくて、短い滞在中3回見ました。公演回数も7~8回と多く、開始5分前でも問題なく入場できるぐらいの人の入りだったので、空き時間に簡単に鑑賞できるのも大変良かったですね。

ギミックもすごく良かった

欲を言えば次回の鑑賞がEpic Universe版になるといいですが、その前にもう一回北京に行ってもいいかな。と思えるくらい中国語版でも良かった。主要キャラクターばっかり目で追っていたけど、ダンサーのダンスもカッコよかったからそっちメインでも鑑賞してみたいですね…

その他パーク滞在周りについて

今回は行きは首都国際空港から、帰りは大興国際空港へDiDiタクシーで移動するスケジュールだったのですが、どちらの空港へも大体1時間ぐらいでした。料金は首都国際からは70~80元ぐらい、代行空港までは160元ぐらい。アメリカに比べると本当に安いですね…

タクシーで来た場合も、電車で来た場合もシティーウォークを一度通り抜けてパークへ入園する形になるので、シティーウォークの入り口で手荷物検査があります。タクシー側は手荷物検査エリアの手前にロッカーと大型の荷物を預かってもらえる場所がありました。ロッカーは60元と80元のサイズがあって、自分はやりませんでしたが、どうやら出し入れが自由にできたっぽい?

手荷物検査直前の位置にロッカーがあります

ロッカー利用の時もそうでしたが、このパークは何をするにもAlipayもしくはWe Chat Payのどちらかがほぼ必須です。かなり衝撃的だったのですが、公式アプリでチケットを購入しようとしたら支払方法が上記二つしか使用できませんでした。クレジットカードは全く使えません。入園チケットはまだKlookなどの外部サイトから購入すればなんとかなりますが、エクスプレスパスなど公式でしか買えないものも多数あるので、これから行くことを検討している人はどちらかを使用できるようにしておきましょう。

ちなみに私はAlipayを導入していきました。パーク内でも、なんらかの決済時にはAlipayアプリで二次元コードを表示して提示するだけで全て済むのでだいぶストレスフリーでした。むしろコード決済をすること前提になっているような対応で、何も言わずにコードリーダーを準備していたので、クレカや現金決済の方が手間が発生して大変かも?

公式アプリでレストランごとのフードメニューを見ることはできますが、金額が掲載されていません。現地である程度調査した感覚では、通常の(高そうではない)レストランで、セットメニューが大体100元前後でした。価格帯は上海ディズニーランドとほとんど同じかなあといった印象です。参考までに。

これで84元

雑感

朝上海から移動してきて、その日の深夜に香港に移動する関係上余裕を持って行動することができなかったのがとても惜しまれる。本当に良いパークでした。また近いうちに行きたい!とは思っています。

いった時世柄心配していたこともありましたが、往復のタクシーや、パークのクルー、パーク内で出会ったゲスト全てにおいて、不快感や不信感を抱くような行動をされることはありませんでした。文化の違いから警戒する(主にキューで抜かされないようにするために)ことはありましたが…

ホリデーの装飾もそこまでド派手ではないものの良い感じ

あとは、郷に入っては郷に従えの精神で終始Alipay払いを徹底していたのも良かったのかもしれません。支払い時のストレスフリーはたぶん自分だけではなくお互いに思っていたと思う。

何はともあれ、リピート意欲が湧き上がるぐらい良いパークだったことは間違いなく、グリーティングなどの要素に全く触れられなかったこともあるので、ちょっと落ち着いたらまた行きたいですね。中国の宿泊施設はなぜかびっくりするぐらい安く、ユニバーサルの直営ホテルも同様なので、次回は直営ホテル泊も付けてしっかり滞在したいです。本当に安心して行けるようになってくれ、本当に。

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