カリフォルニア州アナハイムにあるDisneylandは2025年7月17日に開園70周年を迎え、2026年8月9日まで70周年をお祝いするイベントを開催しています。
先日、70周年イベントを体験しに行くことができたので、ちょっとした感想とともに何をやっていたのか記録をしておきます。
ついでに開園25周年を迎えた、お隣のDisney California Adventureについても一部要素について書きます。
ディズニーランドの70周年要素
ディズニーランドではエンターテイメントプログラムやキャラクターグリーティング、パーク内のデコレーションなど様々なところで70周年をお祝いしています。
ディズニーランドのエンターテイメント
ディズニーランド側では、現在70周年を記念して4つのショー・パレードが公演されています。
Paint the Night Parade

ディズニーランドの開園60周年を記念してスタートした夜のパレードが期間限定で復活!
実はこのパレードは何度かマイナーチェンジをされていて、アナと雪の女王のフロートが無くなり、ミスターインクレディブルのフロートが追加されていたのですが、今回はミスターインクレディブル無し、アナ雪有りの初回公演バージョンの構成です。
とはいえ、先頭のドラムフロートに映し出される映像が60周年バージョンから70周年バージョンになっていたり、ミッキーたちのユニットの編曲が変更されていて、70周年のテーマソング「Celebrate Happy」が組み込まれていたりと一部変更点はありました。
「70周年のメインコンテンツが過去パレードの再演?」と思わなくはないですが、個人的にもかなり思い入れのある大好きなパレードなので、まんまと訪れるきっかけになってしまっています……
基本1日2回公演を行なっていたからか、初回は鑑賞場所の埋まりもそこそこ早いですが、2回目は一転してガラガラな印象でした。これから行く人は2回目を鑑賞するとストレスフリーかもしれません。
Wonderous Journey

Walt Disney Animation Studio 100周年を記念してスタートしたプロジェクションマッピングショー(花火)が期間限定で復活!
あれ、また…?というか早くない…?(100周年は2023年)
まさかの復活続きですが、個人的にはお隣のDCAで公演されていた100周年記念のショー「World of Color One」は鑑賞済みでしたが、こちらのWonderous Jouneyは未体験だったので、地味に鑑賞機会が得られて嬉しい気持ちも少しありました。
花火ショーという括りにされがちですが、実は花火が上がるのは土日を含む繁忙期のタイミングのみで、基本的に平日はプロジェクションマッピングの演出のみです。今回は滞在日程的に花火込みは見られない予定だったので、サクッと花火無しバージョンを鑑賞しました。
このショーを含めてディズニーランドで公演される花火ありバージョンがあるマッピングはキャッスルだけではなくパークワイドで公演されます。おそらくメインストリートUSAで見るのがセオリーのショーですが、It’s a Small World前で鑑賞しました。
一部演出がお城が見えることを前提として行われるため、演出一部カットバージョンを見るようなものですが、人もあまり多くなく、投影範囲がそこそこ広くて鑑賞しやすいのでおすすめです。後述するもう一つのショーとあわせて鑑賞しやすいのもポイント。
Celebrate Happy Cavalcade

一応70周年期間限定の新規プログラム
とはいえ、Cavalcadeなのでグリーティングパレードぐらいの規模感です。その割に意外とパレードルートの埋まりが早く、30分前にはほとんど最前列が埋まっていました。ダッフィー、シェリーメイの70周年衣装はこのパレードでしか見ることができないため貴重。荒ぶるシェリーメイも必見。

ちなみに余談ですが、70周年期間中はレギュラーのデイパレードのはずのMagic Happensの公演はありません。スタートしてから3回ぐらいアナハイムに行っているのにまだ一度も見れてないのでそろそろ見たいです。
Tapestry of Happiness

70周年期間限定のプロジェクションマッピング。パークワイドではなくIt’s a Small Worldだけで公演されます。まだ見ていませんが、東京ディズニーシー25周年の環境演出に近いのか?
正直これがアナハイム行きをかなり手助けしてくれていた感が否めません。そのくらい期待をしてパークに行きました。一日に3回ぐらい公演しているので、比較的鑑賞しやすい部類なのもありがたい。
一回約5分程の短いショーですが、内容は完璧。ディズニーランド70周年の夜を飾るにふさわしい素晴らしいショーでした。ところどころ演出がずるいと思ってしまうほどマニア心をくすぐる部分があったのも良い。なぜか日本でのみ販売されている70周年のCDアルバムに音源がフル収録されており、各サブスクリプションサービスでも試聴が可能なので気になった方はぜひ聞いてみてください。音源もめちゃめちゃ良いです。ずるいポイントは主に映像だけど。
ディズニーランドのグリーティング・アトラクション
ディズニーランド内の一部のグリーティングが70周年仕様になっている他、70周年を記念して新たなアトラクションが導入されています。
70周年衣装のグリーティング
メインストリートUSAにて、いつものように70周年衣装を見に纏ったミッキー達のグリーティングが行われていました。
アプリにていつ、誰が登場するのか記載がありますが、毎度の如く正確ではありません。その時間に記載のないキャラクターがフラッと現れたり、出てくるはずの時間に登場せず、改めて時間を確認してみたらしれっと時間が変更されていることもザラにあります。また、これは70周年関連ではありませんが、なぜかフロンティアランドのミラベルがグリーティングを行っている場所にミッキーが登場する設定になっていた(キャストに聞いて見たら「ここには来ないからミッキーに会いたいならメインストリートに行くといいよ」と言われた)り、ファンタジーランドのプリンセスエリアにガモーラが設定されていたりと、かなり粗があるのであまり鵜呑みにしないように。
基本的にはメインストリートUSAの広場周辺、ショップの外壁面でグリーティングを行っていますが、オペラハウス内(シアター出口)やパークのメインエントランス横でグリーティングを行っていることもあります。グリーティングの形式は並びの整列式の場合とフリーグリーティングの形式どちらもあります。







Walt Disney – A Magical Life

ディズニーランドの開園70周年を記念して新たに始まったシアター形式のアトラクションです。世界で初めてウォルトディズニーのオーディオ・アニマトロニクスが導入されていて話題を生みました。元々同じ場所で公演されていた「The Great Moment with Mr.Lincoln」とは毎日午前午後に切り替える西武園ゆうえんち方式で上演されています。公演している時間帯はアプリで確認できます。
本編ももちろん必見ですが、ウェイティングルームの展示がすごいです。かつてパーク内で使用されていた魅惑のチキルーム、It’s a Small World、カリブの海賊、ジャングルクルーズのオーディオ・アニマトロニクスが「こんな距離感で見ていいの!?」と驚くぐらい近くに割と雑に展示されています。こちらはアトラクションを体験しなくても見られる位置に展示があるので、時間がない方はこちらだけでも是非。

ちなみに、こちらは70周年記念でスタートしてはいますが常設のアトラクションです。また、ウォルトディズニーのアニマトロニクスについては、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジックキングダム内にある「Walt Disney’s Carousel of Progress」に2027年のリニューアルオープン時に追加されることが発表されています。
ディズニーランドの展示やフォトロケーションなど

ディズニーランドの各地には70周年を記念したバナーやフォトロケーション、グッズと連動した周遊要素のほか、記念の展示が行われています。
Key to Disneyland

ショップで”鍵”を購入してパーク内の各エリアにある錠前をアンロックし、テーマランドの魔法を集めていくアクティビティです。アンロックしたエリアは鍵の側面にアイコンとして記録されていき、各エリアを象徴する色に光ったり、エリアミュージックやアトラクションのBGMが流れたりします。
アンロックする際には周辺を巻き込んだ演出があります。アクティビティ自体は1日を通して体験できますが、演出の関係で夜に体験した方が絶対に良いです。
パーク内各エリアのどこに錠前があるかはアプリでも確認できますが、アプリに頼ったとしてもかなりわかりづらい場所に設置されているので、早めから場所を確認してアンロックしにいくことをお勧めします。
全てのエリアの錠前をアンロックしてエリアアイコンをすべて集める終わったあと、メインエントランスのミッキー花壇横にある錠前に鍵を差し込むと鍵の中からクリア特典のピンバッジ(ランダム10種)を取り出すことができます。
Magic Band+ Intaraction

Magic Band+の購入者限定(以前購入したものでも可)で、パーク内各地にあるポートにアクセスすることでちょっとした演出があり、一部のポイントでは”お土産”が貰えるというもの。インタラクトできるポイントはディズニーランド内の下記5箇所。
- メインストリートシネマのチケットブース
- ジャングルクルーズのロッカー
- ファンタジーランドのウインドウ
- フロンティアランドのブース
- オートピアの近く
各インタラクトポイントの詳細はアプリで確認できますが、混雑時インディジョーンズアドベンチャーのキューとして使用されるジャングルクルーズのロッカーと、前に人が座っていてインタラクトしづらいオートピアは何度か足を運ぶ覚悟をしておいた方が良いです。実際上記5つのうち、オートピアだけは体験できずに日本に帰ってきました…
特にアプリに記録される等はありませんが、メインストリートシネマ、ジャングルクルーズ、フロンティアランドの3ヶ所ではその場所にちなんだチケットが1日に各1枚ずつ入手できます。
The Disney Gallery Presents Disneyland 70 Evolution of Dream

Walt Disney – A Magical Lifeが行われているオペラハウス内にあるDisney Galleryで開催中の企画展。これまでにもThe Walt Disney Campany 100周年記念展などを開催していましたが、今回はディズニーランドの70周年にちなんで、ディズニーランド関係の初公開のものを含む大量のコンセプトアートや、過去の貴重なグッズの当時品、そして有名なウォルトのアパートの一角が再現され、展示されています。
これほどまでに”物量”で圧倒されたのは初めてと思うくらい本当に大量のコンセプトアートが展示されていました。パーク開園当初のものから、直近でオープンしたアトラクションのものまで多種多様なアートの展示だったため、予想外に時間を取られて嬉しい悲鳴をあげながら鑑賞してしまいました…
カリフォルニア・アドベンチャーのエンターテイメント
カリフォルニア・アドベンチャー側は70周年のショーは1つだけ。もはやなんらかのアニバーサリー時には定番になっているWorld of Colorの70周年版が公演されています。
World of Color Happiness

マペッツがプレショー、本編はインサイドヘッドの感情たちが登場する70周年版のWorld of Color!マペッツ要素を導入しているからか本編にRainbow Connectionを使用しているという前情報はある中で鑑賞しました。
…が、後から思い返してみて「マペッツのキャラクターなんて出てきたか・・・?」と思っていたら、旧正月イベントが開催中でプレショーがHarry Homeという旧正月の時の定番ショーになってしまっており、マペッツのプレショーに置き換わっていました。いかんせんHarry Homeが普段は使わないパイロを使用した豪華仕様のプレショーで、内容はともかくインパクトがあって見た目上の満足度がそこそこ高いためすっかり忘れて今した…
Happiness本編は普段のWorld of Colorのテーマがあまり使われないなどの不満点がないことはないですが、World of Colorにしては珍しくしんみりしたエンディングではなく、気分が盛り上がったままフィナーレを迎え、チェイサーでさらにアゲてくれるので結構好みでした。たまにはこういうのもいいよね。事前に行われていた各感情のアンケート結果によってショー内容が一部変化していたそうですが、正直全く分かりませんでした。
ちなみに、バーチャルキューに対応しており、鑑賞エリアに入るためには当日12時に開放されるバーチャルキューを取得するか、ダイニングパッケージやデザートパーティーに参加する必要があります。ダインイングパッケージの鑑賞エリアが以前よりかなり拡大していたため、バーチャルキューの鑑賞エリアが依然と比較すると相当狭くなっているように感じました。これはディズニーランド側のFantasmic!も同様。Fantasmic!はバーチャルキューではなく一般の鑑賞エリアだけれども
カリフォルニア・アドベンチャーの25周年イベント
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーではディズニーランド70周年のイベントとあわせて、ささやかながら開園25周年を記念したイベントが開催されています。
25周年限定コスチュームのグリーティング
ブエナビスタ・ストリートでは開園25周年を記念した限定のコスチュームのミッキー・ミニーのグリーティングが開催されています。また、Magic Key保持者限定で、さらに限定的な期間にカリフォルニア・アドベンチャー開園当初のコスチュームのミッキー・ミニーのグリーティングが行われていました。


Soarin Over California

例年Food and Wine Festivalの一環で復活していましたが、2026年は開園25周年記念として例年より長めに復活を果たしていました。
個人的には初めてソアリンを体験したのがディズニーランド60周年の時で、もう既にAround the World版になっており、その後もなかなかタイミングが合わずに体験できていなかった初期バージョンを体験できたのは良いタイミングでした。現在はアメリカ横断版になっていますが、そのうちまた初期バージョンの復活もあるんでしょうかねえ・・・
その他25周年要素
その他にはパーク内のデコレーションで25周年仕様になっているものはほとんどなく、一部のレストランで25周年仕様のフードが提供されているのと、数種類のグッズが販売されているぐらいでした。最も話題になっていた観覧車のポップコーンバケットは2月末時点で既に影も形もなくなっていました・・・

雑感
体験前から「なんかしょぼくないか・・・?」と疑念を抱きながらの体験をしに行きましたが、さすがにハードルが下がりすぎていたので、思ったよりはアニバーサリー感があったと思います。ただ、直近のウォルトディズニーカンパニー100周年要素に毛が生えた程度、むしろそれよりも本筋のはずなのに要素としては少ないくらいだったのは残念でした。まあ、Tapestry of Happinessだけでおつりがくるくらいよかったんだけれど。
上記要素以外にも、体験はできなかったトイストーリーマニアの70周年記念版があったり、Grand Californian Resortのストーリーテラーズ・カフェで開催されている「Donald’s Tales of Adventure Dinner Buffet」が一応70周年記念のブッフェで、かつ25周年を記念して「ハンフリー」が登場していて、アニバーサリーのごちゃまぜになってはいました。

おそらくアメリカのアニバーサリーの考え方として四半世紀のアニバーサリーは豪勢に行う傾向にあるので、次の75周年はもっとすごいアニバーサリーになるのか・・・?と少しだけ思っています。とりあえずアニバーサリー関係なくMagic Happensを早く見たいです。
