【ネタバレあり】ポケパークカントー 感想

ポケモン

ポケパークカントーを体験した感想戦の本番です!!!

ここからは写真含めネタバレになり得る内容をバンバン扱っていきますので、未体験の方はまだ見ないことを推奨します。

エントランス広場

エントランス広場に近づくと聞こえてくるポケモンのメインテーマ!の!アレンジBGM!!!

テーマパーク好きとして、映像作品・ゲームのコンテンツがテーマパークに導入されるときに個人的に最も関心を向けているのが、パーク内で流れるBGMです。近年のディズニーパークでは映画のサントラがそのまま使われていたりして、それも悪くはないもののアレンジBGMが流れているとアガる民としてはこの時点でテンションの上りがこの時点で最高潮に達していました。

特に、ニンテンドーワールドの時と違って明確な「メインテーマBGM」が存在しているポケモンだからこそのエントランスにふさわしいBGMと、出迎えてくれるカントー地方を舞台にした作品のパッケージを飾ったポケモンたち、最高です。

ポケパークカントーはよみうりランド内部にある別施設扱いなので、開園時間がよみうりランドより後になっていることもあり、その際はこのエントランス広場で待機することになるのですが、カヤツリタウンとポケモンだいすきショップのオープン後すぐの整理券、ポケモンフォレストの待機列と3つの待機列が作られるので、どこに入るのでも長い列に並ぶ必要がないのも良かった。ちなみに、カヤツリタウンとポケモンフォレストに入場する時に初めて手荷物検査を実施しています。(よみうりランドの入園には手荷物検査がない)

カヤツリタウン

最初に入場したエリアでした!!

手荷物検査エリアだけがある室内を超えて屋外に出て聞こえてくるBGM、そしてピカチュウとイーブイの鳴き声!声のする方に目を向けると目に飛び込んでくるピカチュウとイーブイ!

声のする方にピカチュウとイーブイが!

この「一瞬の屋内を抜けて屋外に出る」演出がディズニーランドでいうレイルロード下の高架を抜けるのと同じで期待感をさらに高めてくる効果を得られていました。そしてさらにアーチを抜けると、そこはカヤツリタウン!なんとなく自分の視界の左上に「カヤツリタウン」と表示が出たような気がします。

何かをくぐって道がひらけて見える演出が好き

カヤツリタウンの印象は、「とにかくポケモンが多い!!!」でした!正直想像していた数倍のポケモンたちがいて驚きました。ちなみに、ここで一番最初に目についたポケモンはニョロモとコイルで、ここで既にポケモンの瞳や身体の質感に驚きを隠せませんでした。ほんとうにそこにいるようですごい。

そこに”いる”

少しフォレストに寄っていくと、フシギダネの群れがいたり、主のようにフシギバナがいたり、奥の方にワンリキーたちが見えたりするのも良かった。雪だったのもあって街と森の境目がわかりにくくなっていたのでよりポケモンたちが現実世界に寄ってきている感じはしていたけれども。

森の主感

このエリアで特出することと言えば、「ポケモントレーナーズマーケット」の各ショップで取り扱っているものと看板のポケモンの関係性でしょうか。ベビー用品のガルーラや、ぬいぐるみ商品のポケドールなどもさることながら、アパレルのクルマユと身に着けグッズのメタモンは本当に最高でした。特にメタモンは、後になってから「”へんしん”するから身に着けグッズがメタモンなんだ・・・!」と気づいたときはアハ体験のような気持ちよさがありました。

看板も凝っててかわいい

ここでのフードははねやすめキッチンのスープだけだったのですが、テーマパークであの金額であのフードが食べられるのはかなりコスパが良い気がします。雪が降っていて屋外で何かを食べるのが困難な状況だったのもあって、食べ歩きメニューやアイスなどのスナック系には全く手を付けられなかったので、次回はその辺りもしっかり体験したいな。

フレンドリーショップも体験しましたが、中に入ってメニューを渡された時、金額が書いていない英語メニューの向きを向けて渡されており、「いくらくらいなんだろう。テーマパークだし5~600円くらい?」とおいしいみずやミックスオレの金額を予想していましたが、驚きの形でその予想は外れることになります。

原作再現じゃねえか!!!!

きっとモーモーミルクがあったら500円なんだろうな。と想像できる最高の金額。テーマパークで売っているドリンクの金額で感動したのは初めてでした…こんなところもすごいぞポケパーク。

本当に難点は屋根が皆無なことぐらいですね。屋根を造ってくれ屋根を。

ピカピカスパークス!

カヤツリタウンのポケモンジムって設定の建物なので、ポケモンジム恒例の石像がお出迎えしてくれるところからもうテンションあがりまくりでしたが、公演前にトイレに行ったときに気が付いた自動販売機が、ちゃんとポケモン世界仕様になっているのもとてもとても良かった。

ショー公演前のプレショーでは、DJピカチュウとDJイーブイの映像が流れていましたが、これがまさかの2025年ポケモンプレゼンツのカウントダウン映像のオマージュで、かつ音源はそのまま同じものを使っているという徹底ぶり!!でもこれについて触れている人を見ていないような気がする

ショー本編はまさかのノンバーバルで、セリフ(といっていいのか?)は「ピカチュウ」だけ。それでいて相棒のピカチュウとの出会いからジムでのトレーナーやポケモンとの出会い、ロケット団とのバトルまでセリフがないのにわかりやすく、セリフがないからどんな国の人にも通じるすごさがありました。

演出面で見ると、あまりにもわかりやすい音ゲー式の手拍子や、バルーンを使った客席を巻き込んだ演出、ドガースの毒ガスなど視覚的にも、体感としても楽しめる演出が盛りだくさんなのもよかった。それでいて、プロジェクションマッピングなどもふんだんに使われているのも良いですよね…

登場するピカチュウたちのライブキャラクターも今までポケモンのリアルイベントを追ってきた人からするとまさに集大成で、笑顔を失ったピカチュウとして登場していたキリっとした表情のピカチュウや、お着替えピカチュウのアイドルピカチュウと同じ表情のピカチュウに加えて、「ポケモンスリープのイベントに登場していたたれ耳のピカチュウ」まで登場するとは思いませんでした。おそらくぽこあポケモンのイベントにうすいろピカチュウが出るならあの形式が使われるんだろうなと確信しました。

各地で見たことある表情のピカチュウたち

あとは、観客席の席番号が書いてあるところに「図鑑番号と対応したポケモンのシルエット」が書いてあるのも最高でした…!本当に何も悪いところが見つからないぜ…

しっかり探した258

モンスターボールピンバッジ

カヤツリタウンのポケモントレーナーズマーケット内にある一店舗でだけ販売しているモンスターボール型のカプセルに入ったピンバッジ(1個1,200円)。事前に公式では全く情報として出ておらず、プレビュー参加者たちの情報発信をきっかけとしてSNSで話題になっていた商品ですが、まさかのカントー地方のポケモン151種類がすべてラインナップされているという仕様。

ポケモントレーナーズマーケット内にあるショップにはピンバッジをトレードする用のボードが設置されていて、そこで交換をしたり、スタッフと交換したり、現地に来ているトレーナーと交換したり(公式でトレードが推奨されている)と、「ポケモン」のゲームの楽しさの根本を現実世界に落とし込むためのエッセンスの一つになっているのがすごく良かった。

さらに、購入時にまとめて10個買うと…

「プレミアボール 1コ おまけ しておきますね!」

と原作そのままのセリフとともにプレミアボールのカプセルが一つおまけでもらえる原作再現まで…

パーク内ではピンバッジを付けられるショルダーバッグも販売されているのですが、ここで付けられるピンの数が6個で、ゲーム内の手持ちポケモンの上限数にすることで、「自分の手持ちポケモンはこいつらだ!」とアピールすることができるので、オススメ。結構いい感じの大きさだったので今後のパーク訪問時も重宝しそう。

ポケモンフォレスト

ポケパークカントーの目玉。大型のウォークスルー型アトラクションといっても良いかもしれない。

ポケモンの生態を研究している研究所からスタートするのも良いし、何よりも研究所でもらえる手書き風の研究レポートが最高!「#1」と記載があることから、一定期間後に更新されそうな予感がしているので、今からリピートが確定してしまっている…

研究所から冒険に出発するときには、往年のファンなら絶対にテンションの上がるあのセリフが聞けたのもよかった。

「ゆめと ぼうけんと ポケットモンスターの せかいへ レッツゴー!」

研究所を出て目に飛び込んでくるのは見覚えのある形の草むらと道路。そして、想像以上にいっぱい生息しているポケモンたち!

既に最初のエリアで「どれだけ時間を使うことになるんだろう?」と思ってしまうほどの情報量で、いろいろなところを探索するのがとても楽しかったです。ピカブイ仕様の1番道路なのか、マダツボミやナゾノクサも生息していましたね…

ちょっと小高くなっているところにパラスの群れがいたり、小さな洞穴になっているところにニドランたちがいたりと生態を想像できる要素が盛りだくさんなのがとても良かった。

1番道路を抜けた先、ピカチュウとイーブイが大量に住んでいる森のエリアは小ネタがあまりにも多すぎる…ピカチュウの中にメタモンが潜んでいたり、新旧アニポケのオマージュがあったり、タマゲタケが隠れていたり、とにかくポケモンの事が好きな人が作っているのが伝わってくるのが素晴らしい…

その先も「ここにこんなポケモンが!」という要素や、音を頼りに音のする方を見てみたらいろちがいのポケモンがいたり…現実世界にポケモンが”いる”光景が信じられないほどリアルに展開されていて、細かいところにポケモンのゲームに登場するアイテムがあったり、本当に大量の要素が隠されているのがすごかった。

ポケモンとのグリーティング

グリーティングは整理券が一瞬で枯れると話題のポケモンふれあいハウスと、カヤツリジムの軒下で行われていた整列グリーティング、カヤツリタウン内をポケモンが自由に歩き回っているフリーグリーティングの3種類を体験しました。

かなり自由に動き回っています

7種類のポケモンに会うことができましたが、どれも満足度がかなり高く、他のテーマパークのグリーティングと比較してもハイレベルな体験となりました。

特によかったのはやっぱり「ふれあいハウス」。「手持ちのカメラでの撮影は1つのカメラのみ」という制限があり、自分で撮影することはできずにスタッフの人に渡して撮影してもらうスタイルなのですが、そのおかげでポケモンとふれあうことに集中することができたのも良かった。さらに「手持ちのカメラでの撮影は1つのカメラのみ」という制限なだけで「一度の体験で撮影はワンカットのみ」ではないため、ポケモン単体の写真もスタッフの人が撮影してくれました。撮影の時は自分たちはポケモンに声掛けをするというちょっと不思議な体験でした。おそらくスタッフが撮影するカメラを制御することで1組当たりの時間管理をしているんだと思います。とはいえ施設内にグリーティング出来る部屋は一部屋のみで、1組当たりの時間も3~5分くらいはかかっているので、体験人数を増やすのは難しいよなあとは思います。体験できれば満足度はとても高いのですが…

とはいえ、ポケパークカントー自体の入場者数が少ないのと、グリーティング需要がそこまで高くないのかフリーグリーティングも全然人がいないので、フリーだけでも十分すぎるほど楽しめるとは思います。正直グリーティングのためだけに行きたいと思っているレベル。

イーブイも夕方になるとこの人の入り

カヤツリタウン・フォレストの住民たちとのやりとり

体験する前後で印象が一番大きく変わった要素。

正直全く認識をしておらず、そこにいる人たちとのコミュニケーションなどのやりとりについては期待どころか考えてすらいませんでしたが、ここがポケパークカントーの楽しさの伸びしろの部分なのかもしれない。

前提として、ここで働いている人たちは「よみうりランドのスタッフ」ではなく「ポケパークカントー」で雇われた人たちです。つまり、ほとんど全員がここで働きたくて働いている人たちです。このパークでは、それがかなりプラスになっていると感じました。

現状、ポケパークカントーを訪れる人たちはそれなりに情報収集をしてチケットを購入してやってくる熱量の高いファンたちです。これが普通のテーマパークや施設だった場合、スタッフ側と来園するゲスト側の熱量にギャップが生まれてうまくかみ合わないことが多く発生します。これは特にディズニーパークに顕著に表れている気がします。

そこがうまくかみ合うことで、自然とポケモンに関する会話が生まれ、そこからパークにいるポケモンたちの話にシームレスにつながり、そこからスタッフでしか知りえないポケモンたちの情報を知る事ができます。これは間違いなくパーク内の体験の重要な要素の一つです。SNSが普及している今だからこそ、「見ただけでわかってしまう」ような答え合わせ的な体験にならず、ゲスト一人一人が体験の中でそれぞれ違う情報や体験を得ることができるのは他のテーマパークではあまりない明確な強みだと思います。

自分の体験した日の中で印象的な人は何人かいますが、その中で「ポケモンフォレストでひたすら雪をかぶったオタチとオオタチを拭いてあげているレンジャー」が印象に残っています。仕事として夢のない見方をしてしまうと「ただプロップを拭きあげているだけ」になってしまうところを、その人は「この子達目を離すとすぐ雪をかぶりに行っちゃうんですよ!」と本当に存在しているポケモンと相対している人としてその場にいました。これは、ゲスト側からしてもその世界に没入するためのエッセンスになっていて、「そこに住むポケモンたちと共存する人」という構図になっていてすごく印象に残っています。

お世話をしてもらえてニコニコなオオタチ

そして、もう一人カヤツリタウンにいた人(スタッフのお兄さん)がこの日であった人の中で最も印象に残っています。その人は、壁に擬態したカクレオンと並んで壁に張り付いていました。気になって声をかけてみると、「相棒のカクレオンと擬態の練習をしていた。」んだそうな。その会話の中で「隣にいる僕が目立っていれば、必然的にカクレオンが目立たなくなって、うまく擬態できていることになるのでは・・・?」というニュアンスの事を言っていたことも相まって、さながらポケモンLegends Z-Aのサイドミッションのような、「ポケモン世界にありそうなちょっとしたできごと」を体験できたことが心に残っています。きっと自分が認識していなかっただけで、同じように様々な日常の中で起こるちょっとした出来事がカヤツリタウンにあふれていたのかと思うと、よりリピートの意欲が書きたてられました。

この子は雪の中相棒を待っていたのかもしれない

雑感

このパークほど、「百聞は一見にしかず」を体現しているパークはないなと感じるくらい事前のメディア評価含めて事前に見えていたネガティブな感想が自分にとっては的外れでした。

一部メディアで言われていた「プロップしかなく、ライドアトラクションが小規模なものが二つしかない。リピートは見込めないのでは?」という点については、もはやライドアトラクションはパークの評価に直結しないくらいの要素でしかなく、その他の要素が強かったことや、「プロップしかない」部分は他の施設でありがちな配置されたプロップは基本的に配置されたままではなく、日によってかなり変化することで、「生きている」部分を演出しているのが良かった。SNS時代だからこそ変化に気づくことができ、それがリピートする動機にもなる上に毎回自分だけの体験を得ることが出来るのもすごい。

ポケモンたちも生きているかのようです。

何と言っても熱量の高いスタッフたちが本当に良かった。あそこでは恥を捨てて「ポケモントレーナーというロールプレイ」を全力でやると楽しさがくぐーんと上がると思いました。

ポケモンは今や1025種類もいて、人によって好きなポケモンは十人十色で、それを後押しするかのようにほぼ全てのポケモンのグッズ展開がされているものすごいIPなのもあり、ゲーム内の体験と同じく、「人それぞれ違う体験ができる」テーマパークになっていると思いました。極論、今後ポケモンが増え続けてもパーク側が変化する必要もないのです。なぜならここはカントー地方だから。そこにいるスタッフが「別の地方のポケモンを連れてきてくれてありがとう」と言うだけで新要素が成立してしまうのだから。

とはいえ、ポケモンデーである2/27にはカントーの地方のパートナーポケモンたちがグリーティングに登場したりとまだオープン月にも関わらず何かの記念日に特別な演出ができることもわかったので、まだまだ何が起こるかわからない楽しみがある良いパークですね。近いうちにまた訪れたいと思っています。

この子達は元からいた子たち

まだパークを訪れていないのにここまで読んだ人がいたら、ぜひポケパークカントーを訪れて、自分だけの冒険をしてみてください。

ポケパークカントーの ぼうけんのきろくを レポートに しっかり かきのこした!▼

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